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| タイトル | 英語!ポ・ポンのポン!! |
|---|---|
| メーカー | メディアレモラス(販売:ポニーキャニオン) |
| コード | MRCA-20027 |
| 発売日 | 1993年10月21日 |
| 定価 | \2,233 |
| 謎度 | ★★★★★★★★★★ |
| No. | 曲名 | 作詞 | 訳詞 | 作曲 | 編曲 | うた |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ゆけゆけ飛雄馬 GO,GO,HIUMA! |
東京ムービー企画部 | リサ・ウィルソン | 渡辺岳夫 | ハウス・ティー | マイラ・ケイ、ラニー・ラッカー コーラス:菅井えり 演奏:東京漫画音楽アンサンブル楽団 |
| 2 | ムーミンのテーマ NEY,MUMIN |
井上ひさし | 宇野誠一郎 | |||
| 3 | 魔法使いサリー SALLY,THE WITCH |
山本清 | 小林亜星 | |||
| 4 | ひみつのアッコちゃん AKKO'S SECRET |
山元護久 | 小林亜星 | |||
| 5 | キャンディキャンディ CANDY,CANDY |
名木田恵子 | 渡辺岳夫 | |||
| 6 | アタックNo.1 ATTACK NO.1 |
東京ムービー企画部 | 渡辺岳夫 | |||
| 7 | オバケのQ太郎 Q TARO THE GHOST |
東京ムービー企画部 | 広瀬健次郎 | |||
| 8 | ドラえもんのうた DORAEMON'S SONG |
楠部工 補作詞:ばばすすむ |
菊池俊輔 | |||
| 9 | ゲゲゲの鬼太郎 GE-GE-GE GH-GHOST SONG |
水木しげる | いずみたく | |||
| 10 | おしえて TELL ME |
岸田衿子 | 渡辺岳夫 | |||
| 11 | 天才バカボン BAKABON, THE GENIUS |
東京ムービー企画部 | 渡辺岳夫 | |||
| 12 | およげ!たいやきくん SWIM,TAIYAKI-KUN! |
高田ひろお | 佐瀬寿一 | |||
| 13〜24 | ※1〜12のカラオケ | |||||
著名なアニソンを英訳した企画盤である。「およげ!たいやきくん」が入っているのは、ポニーキャニオン系だからであろう。ひょっとしたらこれがメインかもしれない。
「演奏:東京漫画音楽アンサンブル楽団」などと仰々しくクレジットされているが、演奏は全て打ち込みによるコピーである。しかし、コピーは正確だしミックスやレコーディングもしっかりしているため、ヘボさはあまり感じない。
英語カヴァーでやはり問題になるのは、誤訳、怪訳のたぐいである。特にアニソンの場合、歌詞が作品世界と密接に結びついている事が多いため、訳詞にあたっては原曲はもとより作品に対する充分な理解があってしかるべきであるが、そこはやはり「謎の企画盤」。ほとんどの曲に妙な誤訳やトンチキな訳があるのだ。
例えば、「GO,GO,HIUMA!」(”飛雄馬”が"HIUMA"というのも納得行かないが)には「あなたの父の魂はあなたの中に生きています(訳:たぢり/以下同)」という、いかにも父が故人であるかのような一節がある。直接そう言っているわけではないにしても、なにかしら違和感を覚えずにはいられない。
「BAKABON,THE GENIUS」にしても、原曲の「これでいいのだ」が「Hey, hey it's okay!」では味も素っ気もない。いや、これなどはまだいいほうである。適当な訳語が思いつかなかったのか、はたまたやる気がないのか、「Mahoutsukai Sally」「Himitsu no AKKO-chan」「I am Obake no Q TARO」「Sore! Totsugeki」「Uh fu fu Dokodemo door!」など日本語そのまんまのところまである。ちなみに「ATTACK NO.1」の台詞の部分は一応「わたしの涙はこぼれます。なぜならわたしは若い少女だからです。」のように訳されている。(まあこんな訳なら訳さない方がましという話もあるが)
極めつけは「SWIM,TAIYAKI-KUN!」だ。「わたしは魚屋から逃げ出して海に行きました」「わたしはおいしそうなたいやきです。わたしは彼の昼食になるでしょう。」言うまでもないが、たいやきはふつう魚屋には売ってないし、たいやきはふつう昼食にしない。訳者はたいやきを文字通り「鯛のはらわたを抜き、代わりにあんこを詰めて焼いたもの」と解釈していたのではあるまいか。
西洋人から見れば特異な食文化を持つ日本人だが、いくらなんでもそんなまずそうな物を食っているとでも思ったのだろうか。国辱モノである。